「気づいたら、また余計なものを買っていた」
「ストレスが溜まると、つい財布のひもがゆるむ」
そんな散財癖を、実は隠し持っていませんか?
大丈夫、安心してください。
散財癖は、あなたの性格のせいでも、意志が弱いからでもありません。
ちゃんと理由があるし、理由が分かれば、抜け出す道もちゃんとあります。
今日は「なぜ散財してしまうのか」から「どうやって抜け出すか」まで、順番にお話しますね。
散財癖の正体は、心の余裕がなくなったサイン
お金の使い方は、その人の性格がよく現れます。
そして、その人の心の状態を映す鏡でもあります。
忙しさやストレスで心に余裕がなくなると、切羽詰まった気持ちを少しでも軽くするために、しんどさから目を逸らすために、「今の気分を上げてくれるモノ」につい手が伸びてしまう。
いつも頑張っている自分へのちょっとしたご褒美なんだから、仕方がない。
そう思いつつも、また散財しちゃってる……。
そんな自分に嫌気がさすかもしれませんが、散財してしまう自分を「ダメだな」なんて思わなくて大丈夫です。

なぜ、やめたいのにやめられない?
散財がとまらない。
その理由はシンプルで、その買い物が「根本的な疲れやモヤモヤ」を解消してくれるわけではないからです。
その場しのぎの買い物は、一時的な満足感をくれます。
でも、疲れやストレスの原因は残ったまま。
さらに、買った後に「またお金を使いすぎた」「買ってしまった」という自己嫌悪が加わって、余計に心が疲れてしまう。
すると、また気分を上げたくなって……。
つまり散財癖は、意志の弱さではなく、
疲れる → 買う → 自己嫌悪 → もっと疲れる
というループの中にいる状態なんですよね。
だから「もう買わない!」と気合いだけで我慢しようとすると、反動でもっと買いたくなる。
散財癖は、「なくそう」「おさえ込もう」と頑張れば頑張るほど強くなるものなのです。
抜け出せるかどうかは、「腹を括れるか」
散財癖がある自分、やめられなかった自分を責める必要はありません。
ただ、ここだけは正直にお伝えしますね。
散財癖は、「私はこのループから抜ける」と自分で決めた人から抜けられます。
嫌なこと言いますよね……わかっているんですよね、自分でも本当は。
でも、ほんとそう。
誰かに止めてもらうものでも、我慢してどうこうするものでもありません。
自分の意思で、お金の使い方は選び直せます。
そして、ここまで読んでくださったあなたには、本当はその力があるはず。
あとは「やってみる!」と腹を括るだけ。

散財癖から抜け出す4つのステップ
ここからは、腹を括った人のための具体的なやり方をお伝えします。
気合いで我慢するのではなく、ゆるく、でも本気でやっていきましょう。
▷ STEP1 買う前に、一呼吸置く
まずは、買う前に自分に聞いてみます。
「これは今の気分を紛らわせるためか、本当に欲しいものか」
買い物のあとに残るのが満足感なのか、軽い後悔なのか。
なんとなく買ったのか、心から欲しくて選んだのか。
その違いに気づくことが大切です。
最近買ったモノを思い出しながら、この違いを振り返るだけでも、お金の使い方の質は変わっていきますよ。
▷ STEP2 「買って良かったモノ」だけをメモする
次に、振り返りです。
使った金額を記録するのではなく、「買って良かったモノ」だけをメモしてみてください。
反対に、「買ったけれど、あまり使わなかったモノ」も書き出してみましょう。
「えーめんどくさいな……」という気持ちが湧きそうですよね。
でも、ここに「自分が本当に満たされる買い物」のヒントが隠れています。
▷ STEP3 「買いたくなるパターン」を知る
メモが溜まってくると、見えてくるものがあります。
- どんなタイミングで買いがちか(仕事で疲れた日、人に気を遣いすぎた日、など)
- どんなモノを買いがちか
パターンが分かれば、その場面で「買う」のか、「今は買わない」のか、自分で選べるようになります。
買い物なんてしない!とムリすることにエネルギーを注ぐよりも、まずは自分の傾向を知ることにエネルギーを注ぎましょう。
▷ STEP4 「頑張った自分への労い」の選択肢を増やす
最後は、ご褒美の出口を増やすことです。
「散財しない!ダメ!」と禁止するのではなく、自分にとっての心地よい使い方を少しずつ見つけていく。
そんなちょっとした緩さも大事にしてくださいね。
頑張っている自分への労いは、モノを増やすことだけではありません。
- 好きなデザートを食べる
- 好きな音楽を聴きながら家の中でぼーっとする
- 誰かに話を聞いてもらう
こんなことでも、ちゃんと叶えられます。
選択肢が増えるほど、「買う」以外の方法で自分を満たせるようになります。
お金の使い方を整えると、暮らし全体が整う
お金の使い方を整えることは、暮らし全体を整えることにもつながります。
散財癖の原因は、お金そのものではなく心の余裕のなさ。
だからこそ、抜け出そうとする過程で、自分の疲れや本音に気づけるようになります。
まずは責めるのをやめて、自分がどんなときにお金を使いたくなるのか、観察してみる。
そして「私はここから抜ける」と決める。
その日から、あなたのお金の使い方は、ちゃんと変わり始めます。
ぜひ、今日からひとつだけやってみてくださいね。
【小川かほり『じぶんデトックス®』主宰・著者】
頑張っているのに前に進めず、「私、このままでいいのかな」と感じている女性へ。
モノ・思考・感情・役割など、抱えすぎたものを整理して、「本当はどうしたい?」を明確にするじぶんデトックス®を主宰。整理整頓とコーチングを通して、自分らしい人生や働き方を、自分の意思で選び、前に進めるよう伴走しています。
▷「もっと頑張る」前に、今の自分を整理してみませんか?
『じぶんデトックス―こじらせ女子の整理整頓術―』は、抱えすぎたモノを手放しながら、自分の気持ちや生き方を整理していくための一冊です。
誰かの期待に応えるために無理をする毎日から、自分の本音を大切にできる毎日へ。
「私、このままでいいのかな」と感じたとき、自分らしい人生を取り戻す最初の一歩としてお読みいただけます。
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