「やりたくないことはやらなくてもいい」という許可と覚悟|じぶんデトックス®

admin 我慢グセ, 自分軸で生きる

「やりたくないことは、やらなくてもいいよ」

そう言われると、ホッとする一方でどこか落ち着かない気持ちになりませんか?

特に、誰かの力になること、役に立つことにやりがいを感じてきた人ほど、この言葉に戸惑いを覚えるのではないでしょうか。

「頼まれたら断れない」

「誰かの役に立たないと自分の存在価値がない気がする」

こんな感覚を抱えたまま日々を過ごしていると、気づけば予定も、持ち物も、頭の中の考えごとも、いつの間にかやらなくてはいけないことでぎっしり埋まってしまいます。

私も30代前半までは「人の役に立たない自分=価値がない」という設定で生きていました。しんどかった……。

本当は気が進まないお願いや誘いを、断れずに引き受けてしまう。

片付けたいと思っていたけど、他の予定を優先してしまう。

自分がやりたいことよりも、誰かの役に立つこと。

これは一見優しい人ですが、それは他人に対してであって、自分自身に対してはとても厳しく冷たい行為です。

こうなってしまうのは、自分の本音よりもまわりの期待や役割を優先する時間が長かったから。

「やらなくてもいい」という許可を自分に出すというのは、本っ当に勇気がいることです。

なぜなら、それは同時に「これまで正解だと思っていたやり方をやめる=今までの自分の選択を否定する」という覚悟でもあるからです。

いやー、考えるだけでも恐ろしいですね。

また、「やらなくてもいい」ということは、自分勝手というかやるべきことを投げ出しているような印象もあるかもしれません。

ですが、やらないことを決めるのは、自分勝手とは違います。

投げ出すことでもありません。

むしろ、限られた時間とエネルギーを、本当に大切にしたいことのために使うという前向きな選択なんですよね。

自分が背負わなくてもいいものを見極め、少しずつ手放していく。

これが、やりたくないことを手放す本当の意味です。

全部を完璧にこなさなくても、誰かをがっかりさせたとしても、あなたの値打ちは変わりません。

まずは、小さな「手放し」から始めてみましょう。

例えば、気が進まない誘いを、ひとつだけ丁寧に断ってみる。

「やらなきゃ」と思っていた家事を、今日だけはやらないと決めてみる。

断る理由を長々と説明する必要はありません。

「今回は見送ります」「やめておきます」のひとことで十分です。

理由を細かく説明しようとするほど、かえって言い訳がましくなり、自分を追いつめてしまうよ!

こうやって小さなリスタートを重ねていくと、「本当はやりたいこと」のための余白が少しずつ暮らしの中に戻ってきます。

そして、空いた時間に、ずっと後回しにしていた片付けをしてみる。

何も予定を入れず、ただぼんやり過ごしてみる。

なんだか心が満たされそうですよね^^

やりたくないことを手放した先には、罪悪感ではなく自分を大切にする感覚が待っています。

足す前に、まず整理する。

もっと頑張る前に、自分を取り戻す。

あなたが本当にやりたいことのために、今日は何を手放しますか?

ひとつだけ、やってみてくださいね。

 


【小川かほり『じぶんデトックス®』主宰・著者】

頑張っているのに前に進めず、「私、このままでいいのかな」と感じている女性へ。

モノ・思考・感情・役割など、抱えすぎたものを整理して、「本当はどうしたい?」を明確にするじぶんデトックス®を主宰。整理整頓とコーチングを通して、自分らしい人生や働き方を、自分の意思で選び、前に進めるよう伴走しています。


 

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