弱っている時の判断には要注意。本当に必要なモノにはお金をかけよう。

admin 整理整頓

人は弱っている時、必ずと言っていいほど選択を間違えます。

例えば、取捨選択をする時。

弱っている時ほど、なんかもうどうでもいいや……!捨てちまえ!と全てを投げ出したくなりますよね。

が、本当に大切なモノまで捨ててしまうと余計苦しくなります。(涙)

今回は、判断を間違えて後悔しないために大切なことについてお伝えします。

 

 

「捨てる」を繰り返した先で気付くこと

クライアント様には、「これからの自分」「理想とする自分」に必要のないモノは整理整頓をして手放していけるようサポートしています。

これまで多くの方が実践してくださいましたが、ほとんどの方に起こる心境の変化があります。それがこちら。

 

✔︎ たくさんのモノを捨てる

✔︎ ムダなモノをすぐ買う癖に気付き、反省

✔︎ お金を使うことに慎重になる

 

なんで私はこんなに捨てるモノがあるんだ……!

そうか、ぽんぽんぽんぽんムダなモノを買うからか……!

やばい、ちょっと気をつけよう!

という感じですね。

自分もそうだったから、この気持ちは痛いほどわかります……。

 

この、お金の使い方を見直す経験をして、必要のないモノをすぐに買ってしまう習性を手放せたのなら万々歳なんです。

自分にとって不要な出費が減ったのだから。

 

ただ、ここで自分責めが始まり、本当に必要なモノにもお金を使えなくなってしまうのであれば、ちょっと注意が必要です。

 

 

1杯500円のラテマネーは本当に無駄?

「ラテマネー」という言葉をご存知ですか?

ラテマネーとは、ラテ1杯のお金という意味です。

 

節約本などで「1杯500円のラテマネーは無駄です、削りましょう!かわりに水筒に入れたコーヒーを持ち歩きましょう!」という文言はよく見かけますよね。

確かに、無意識に毎日買い続けていたらなかなかの出費になります。

・1日500円×20日=10,000円

・10,000円×12ヶ月=120,000円

おお……。なかなかですね。

 

ただ、これは本当に無駄な出費なのでしょうか。

私はスターバックスで働いていたので、お店で過ごすお客様の姿をよく眺めていました。

「仕事スイッチを入れるためです!」と毎朝来店される方。

「こうやって人と話をするのが楽しいのよ」と笑顔でレジでおしゃべりする方。

仕事を終え、やれやれ……という顔でゆっくりラテを召し上がる方。

やる気やコミュニケーション、一人でゆっくりする時間。

約500円というお金で、その人が必要とされている目には見えないモノを買っていらっしゃったんですよね。

 

 

価値を感じているのなら無駄ではない

全ての出費には理由があります。

人から見ると無駄に感じるモノでも、自分にとって大切なら無駄なモノではありません。

他人からするとどんなに無駄だったとしても、です。

見方によっては500円の出費はムダですし、だからこそ削らなきゃ!と思う気持ちもわかるのですが……。

ただ、手放す前に、500円で自分は何を得ていたのか?について一度考えてみてほしいです。

「ラテマネーは無駄」という表面の情報だけで取捨選択をしてしまうと、大切なモノを失います。

誰がなんと言おうと、自分にとって価値があるモノならそれはお金をかけましょう。

 

 

わからなくなったらおうちカフェ時間

とはいえ、本当に大切なのか、必要なのか、迷うこともありますよね。

そんな時はぜひ、おうちカフェ時間で書き出してみてください。

欲しかった答えが見えてくるはずです。

 

▶︎自分迷子の沼から抜け出す1日10分の「おうちカフェ時間」

 

おうちカフェ時間はじっくり自分に向き合うための時間ですが、冷静になるための時間でもあるんですよね。

もういらない!捨てちまえ!と全部手放してしまう前に一呼吸して、

 

✔︎ 不安や欠乏を埋めるため、見栄を張るためにお金をかけているのか?

✔︎ 喜びや心地よさを味わうためにお金をかけているのか?

 

どちらに当てはまるのか、考えてみてください。

使っているお金が見栄を張るためでもいいんです、そこに満足しているのなら。

そんな自分に真正面から向き合うことができたら、自分にとって最善の判断を下せるはずです。

 

 

本当に大切なモノを大切にできる人生を

ラテマネーに限らず、自分にとって大切なモノは捨てないこと。

お金をかけていいと決めること。弱っている時はこの選択を間違えがちです。

だから結局後悔してしまい、「捨てる」「手放す」「やめる」という行動が億劫になってしまうんですよね。

 

弱っている時は無理に判断を下さないこと。

自分に負担をかけないこと。

 

ただ、そこで立ち止まってしまうと今までと同じ人生が続くだけなので、どこかで判断を下す!と決めること。

この選択をできるかどうかが、自分の幸せを左右するのだと思います。