「モノは少ない方が楽」
「いらないのなら捨てた方がいい」
頭ではわかっているものの、それができない……という時ってありますよね。
特に、日常生活の必需品でもなく、壊れていて使えないわけでもない、とにかく判断が難しいモノ。
この場合、自分にとってどんな役割があるのかを改めて考えてみることをおすすめします。

モノには全て役割があります。
ハサミや包丁には「切る」という役割。
ペンには「書く」という役割。
こうやって考え出すと、全て「いる」という判断になりそうですが、ポイントは自分にとってどうかということです。
例えば、推し活用のうちわには「推しの応援」「モチベーションを高める」「私の最高の笑顔を引き出す」という役割があります。
自分にとって大切な役割を担っているのであれば、今は持ち続けるタイミング。
もし、推しが変わったりグッズが増えすぎて使う機会が減ってきたりして、そこまで重要ではなくなったのであればお別れするタイミングかもしれません。

私は数年前の本気で整理したタイミングで、たくさんのキッチングッズを手放しました。
キッチングッズそのものには、もちろんそれぞれ役割があります。
ですが、料理があまり得意ではない……というか興味がない私にとって、ワッフルをつくる器具とかホイッパーとかはそこまで大切ではなくて。
なのに当時の私は「料理のできる女性の方が価値がある」「自分もそうあるべきだ」という謎の思い込みを握り締めていたので、持ち続けることが苦しかったんですよね……。
モノは、役割があるからこそ大切にできます。
役割がないと、やっぱり放置してしまうしいずれ存在を忘れてしまう。
それって悲しいことだな、と。
今の自分にはもう「いらない」と気付いたのであれば、いつまでも持ち続けるのはもう終わりにする。
そして、売ったりあげたりして新しい持ち主のもとに元に送り出す、思い切って処分してモノとしての役割を終えさせてあげる、などモノにもリスタートをきらせてあげるのが持ち主の勤めなのかなと思います。
整理整頓を進めていく中で「いる」「いらない」を判断する壁にぶつかったら、ぜひ一度考えてみてください。
大切なのは、自分にとって、ですよ。
それがわからない!という方は、このブログもおすすめです。
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