抱え込みすぎる、共感力が高い、優しすぎる。この方々が陥りがちなのが、他人の問題を自分の問題だと捉えて身動きが取れなくなることです。
今悩んでいるその問題は、本当にあなたの問題ですか？それとも……。
「問題がありすぎて、人生迷子から抜け出せません」問題。
「働き方を変えたいけど今は職場がバタバタしてて難しいんです」
「チャレンジしたいことがあるけど友人がすごく大変な時で、私がそばにいないといけなくて。自分のことをする時間がないんです」
時々、こういったお悩みを伺います。
ただでさえ動き出すことができないのに、自分ではどうしようもできない問題が山積みになっていると
って諦めたくなっちゃいますよね。
状況が状況だと「今じゃない」「タイミングが来てから」「ちょっと考えよう」と後回しにしたくなる気持ちは、よーくわかります。
ただ、ちょっと考えてみて欲しいんです。
それは本当にあなたの問題？それとも……
そもそも。
☑︎ それって本当にあなたの問題ですか？
☑︎ 「他人」の問題を自分の問題にして抱え込んじゃっていませんか？
☑︎ 自分と向き合わなくていい理由にしていませんか？
私も他人の問題を抱え込んで動けなくなっていたタイプの人間です。
なので気持ちはよくわかるのですが、これって自分の本当の問題から目をそらしていただけなんですよね……。
「他人」の問題を自分の問題にすり替えてしまっていると、自分の本当の問題に向き合うことができません。
そしてそれだけでなく、「他人」が問題に向き合う機会、成長する経験を奪っていることにもなりかねないんですよね。
あるお客様は、
「自分で何か仕事をしたいから、もっと学ぶ時間をつくりたい。でも私がやらないと仕事は溜まる一方で、いつも仕事を持ち帰っているので自分の時間がないんです……。」
と悩まれていました。
この状態に陥るとやりたくなるのが、タスク管理術や効率アップのノウハウを学ぶこと。
なのですが、それよりも先にやらなければならないのは思考の整理です。
☑︎ 本当にやるべき仕事なのか
☑︎ 会社として状況を改善するためにできることは何なのか
☑︎ 時間をつくるために何をやめるのか
しっかりご自身の状況に向き合い思考整理をしたことで、「後輩の育成が必要」「もっと認めて欲しくて頑張っていた」などモヤモヤの原因を引き出しすっきりとされていました。
自分の「今」と「未来」に集中しよう
問題が山積みだ！という時こそ、一旦落ち着いて「これは本当に私の問題？」という自問自答をする必要があります。
人様の問題を手放すだけで、かなりすっきりするはずです。
人は人、自分は自分。
ただ、手放さないという選択もありです。一緒に悩みたい、一緒に問題を背負いたい、というのであれば、覚悟してその道に進んだらいいと思います。
自分で選んだことに正解も不正解もないですし、気が済むまでやってみて「自分にとって正解だった」という結論にすればいいだけのことなので。
自分の軸で判断して、自分の生きたいように生きましょう＾＾
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