変わりたいけど変われない本当の理由

admin じぶんデトックス

「このままの自分じゃダメだ、もっと変わらなきゃ!」

心の中ではそう思いつつも、結局行動に移すことができず、いつまで経っても変われない……。そんな自分に嫌気が差していませんか?

「変わりたいけど変われない」と悩んでしまうのは、あなたが悪い訳ではありません。変われない原因を知り、変わるための行動を起こしていけば、今は想像つかないかもしれませんが変わることは可能です。

 

変わりたいけど変われない本当の理由2つ

変わりたいけど変われない。

こうやって悩んでいるあなたに、ひとつ質問です。

 

「あなたは、本当に変わりたいですか?」

 

こんな質問をすると叱られそうですが、この質問をするのには理由があります。そう、お察しの通り、心の中では「変わりたい」と思っていない人が大半だからです。

 

理由① 今までどうにかなってきた!という自信

変われるものなら誰だって変わりたいでしょう。変わりたいと思っているということは、

 

☑︎ どうしたいのか自分で決断できない
☑︎  自己否定が強く自信が持てない
☑︎ 他人と自分を比べ、すぐ落ち込んでしまう
☑︎ 失敗が怖くて行動を起こすことができない
☑︎ 人の顔色を伺って自分の意見を飲み込んでしまう
☑︎ 空気を乱さないために我慢しがち

 

こんな自分で生きてきたことで、それなりに苦労があったはずでしょうから。

ただ、苦労してしんどい思いもして、ストレスを抱え大変だったけど、なんとかなってきた。自分が我慢すれば丸く治る。このズレた成功体験と、命を脅かされるほど追い込まれていないという心の余裕が

……まあ今までなんとかなってきたし、このままでも大丈夫。(多分……)

こんな自信につながってしまっているんですよね。

 

理由② 正直……変わると困る

そして、変われるものなら変わりたい!と思いつつも変われないのは、変わると困るというのが本音だからです。

 

人はいかなる時も、今ある選択肢の中で最善の選択をしています。

 

ストレスを抱え苦しい毎日も、なかなか変わらない現状も、自分で好んで選んでいます。

例えば、決断できない自分に不満を抱いている場合。確かに自分にイライラしそうですが、自分で決断しないということは、決断したことから起こる出来事に責任を取らなくてもいいんですよね。

私が決めたわけじゃないし。

と言えちゃうんです。

決断しないことで、責任を取らないようにしている。こうやって自分の身を守っているのに、ガシガシ決断して責任を取っていく!って不都合でしかありません。

 

 

このように、変わりたいけど変われないのには理由があります。なので、「私は何をやってもダメだな……」と凹み自分を責める必要はありません。

 

ただ。

 

だからしょうがないよね、と何もしなければ今までと同じ人生が続くだけです。

 

あなたはその道に進みたいですか?

 

理由はどうであれ、これからの未来をどう生きるかは自分で決めることができます。「何も変えられない……」と不満を抱えて生きていくのも、「このままじゃ嫌だ!変わりたい!変わる!」と決めるのも、自分次第。

変わりたいのであれば、変わるための小さな行動を積み重ねていきましょう。

 

 

自分を変える4つの方法

それでは、自分を変える4つの方法をご紹介します。

 

①  どう変わりたいのかを明確にする

「変わりたい」と思っているだけでは変わることはできません。どう変わりたいのか、まずは明確にしていきましょう。

よくわからない…という時は、自分自身に向き合う時間をつくってノートに書き出します。

 

☑︎ 本当はこうだったらいいのになあ
☑︎ 〇〇さんみたいになりたいなあ
☑︎ もっとこうなりたい

 

など、出てきた言葉やイメージを書き出すことで把握できます。

どう変わりたいのかが明確になれば、それを実現するために何をすればいいのか、考え行動するという土台が整います。

 

②  1日ひとつ、今までの自分ならやらない選択をしてみる

今の自分の人生は、今までの選択の積み重ねの上で成り立っています。

なので、今までの自分ならやらなかったような選択をしてみましょう。

  • ☑︎ 通ったことのない道を通ってみる
  • ☑︎ いつか…と後回しにしていたことをやってみる
  • ☑︎ 違う職種や年代の人に出会う
  • ☑︎ 我慢していた意見を口に出して伝えてみる
  • ☑︎ 無難な服ではなく着たい服を選んでみる

など、「たったひとつしか出来ていない……」と自分を責めるのではなく、そのひとつを大切にすることがポイントです。

選択を変えていけば、自ずと環境が変わります。

環境が人をつくるので、意図して少しずつ変えていきましょう。

 

 

③ 「変わった自分」に不要なモノを手放す

前述したように、環境が人をつくります。あなたが長時間身を置くおうちは特に影響を及ぼすため、不要なモノをとにかく手放していきましょう。

この時意識して欲しいのが、

「変わった自分」ならこれを選ぶかな?

という点です。

「変わった自分」なら、この服選ぶかな?この本読むかな?この習い事続けてるかな?こうやって未来に目を向けて取捨選択することで、欲しい現実を手に入れやすくなります。

特に身につけるモノは自分に対する印象(セルフイメージ)が変わるのでおすすめですよ。

 

④ コーチングを受けてみる

コーチングとは、目標を達成するためのコミュニケーションツールのこと。会話をしながら内面にある答えを引き出し、自発的な行動を促進するよう働きかけるものです。

  • ☑︎ どう変わりたいのか
  • ☑︎ なぜ変われないのか
  • ☑︎ 変わるためには何が必要なのか

などサポートを受けることで、自分ひとりで行動するよりも早く確実に変わることができます。

どうしても変わることができない……!という場合は、プロの力を借りるのもおすすめですよ。

 

 

それでもやっぱり変われない。そんな時は?

自分を変える3つの方法を試してみたものの、やっぱりうまくいかない……。

 

そんな時は、もしかして今はまだ変わるタイミングではないのかもしれません。

 

自分自身に真剣に向き合って考えた結果、お金や時間、人、状況、これらの折り合いがつかない時は、無理に変わる必要はありません。ただただ言い訳をする時期があってもいいですし、現実から目をそらして逃げまくってもいいでしょう。無理に頑張ろうとするのではなく、心と体をしっかりと休める時期も必要です。

変わろう!という気持ちが再び湧き上がってきたら、その時またぜひチャレンジしてみてください。

 

 

変わる!と決めることが人生を変える

「変わりたいけど変われない」というのは仕方のないことですが、それでも少しずつ行動を変えていくことで、少しずつ現実を変えていくことができます。

 

あなたは今まで通りの人生を歩みたいですか?

 

それとも、今までとは違う本当に歩みたい道をつくりますか?

自分の人生自分次第。自分らしく生きようとするあなたを応援しています。