休むという選択に罪悪感を抱かなくてもいい

admin コーチング, 自分軸で生きる

休むとき感じてしまう「申し訳なさ」や「罪悪感」。

 

ちゃんと理由がないと休んじゃいけない。

誰かが大変なときに、自分だけ休むのは申し訳ない。

頑張ってるほうが、自分の価値がある気がする。

 

……そんなふうに思っていませんか?

いつも真面目で一生懸命、責任感の強い人ほどそう感じてしまうのかもしれません。

 

私も休むことに罪悪感を抱いていたタイプです。

 

最近体調を崩したのですが、その時に昔のことを色々と思い出したんですよね。

 

昔は多少体調が悪いくらいで休むなんて絶対にムリ!!でした。

それはきっと【休むこと=悪】だと言い聞かせられて育ったから。

そして、ひとりで担任をしていた幼稚園教諭時代があったから余計その思いは強かったのかもしれません。

 

 

幼稚園教諭時代に関しては、今でも忘れられない5歳児の担任をしていた時の思い出があります。

当時勤めていたのは、2月に近隣の大きなホールをかりて生活発表会という行事をする幼稚園でした。

発表会は劇に合奏などやること山盛り。

しかも卒園前の集大成となる大きな行事ということもあり、年が明けると先生はもちろん子どもたちも一生懸命練習を繰り返す日々を送っていたんです。

そして、本番まであと2週間!

楽しみが緊張に変わり、子どもたちがだんだんとソワソワし始めた頃。

なんと、インフルエンザが流行ったんです。

2月はね、流行りますよね……

 

1人休んだかと思ったら、翌日にはクラスの半数以上がダウン。

 

え!?今!??!

いやいやいやいや、お願いだから今だけはやめて!!!

せめて時期をズラして!!!

 

と動揺した私もそのままダウン。

とうとう、学級閉鎖になってしまったんです。

 

 

大事な行事の前なのに、学級閉鎖。

子どもたちの晴れ舞台が、幼稚園生活最後の大きな見せ場が、台無しになるかもしれない。

高熱が続き咳も鼻水もとまらない状態で、意識も朦朧としているのに罪悪感がものすごくて。

涙が止まらなくて、自分のことをとにかく責めまくりました。

思い出すだけで胃が痛い……

 

結局、1週間ほどでみんな復活。

コツコツと練習を積み重ねてきたこともあり、忘れる、できないといったような大きく崩れることもなく本番は無事に終了。

子どもたちのキラキラ笑顔で輝く姿を見ることができました。

 

 

 

……とまあちょっと話が長くなりましたが、こんな苦い経験もあったため、私は休むことに対してはかなり罪悪感を抱いていました。

この経験は今でもトラウマです……

 

しんどい時こそ必要なのは、

頑張らなきゃいけない!

休んでる場合じゃない!

という思い込みを手放すこと。

 

……って書くと簡単ですが、これってかなり勇気が入ります。

 

休むと迷惑をかけてしまう。

悪いことをしている自分が本当に情けない。

もしかして、もう必要とされなくなるかもしれない。

 

悪いことばかり脳裏に浮かんできて、こんなに苦しい思いをするくらいなら体調不良でも頑張る方がマシだ!って結局我慢しちゃうんですよね。

 

いつも同じような問題に振り回されているな……という時は。 >>>
何度片付けても、すぐにカオスの部屋に戻ってしまう。いつもお金がなくて、貯金ができない。ダイエットをしてはすぐにリバウンド、気付けば数年「痩せないとな……」と思い続けている。こんなふうに、いつも同じような問題に振り回されているな……と感じることはありませんか?こうなってしまうのは……

 

頑張る方が楽、という謎ルートに私も逃げていました。

ですが変われたのは、頑張る方が楽だと思わなければならないくらい無理していた自分を認め受け入れたから。

そして、「このままじゃダメだ!」って腹を括って少しずつ勇気を出していったからです。

そしたら勇気を出した分、自分が思っていた以上に世界は優しいことに気付けたんです^^

 

【何もしない=悪いこと】じゃないです。

頑張りすぎていませんか?

ムリして笑っていませんか?

自分自身を、もっといたわってあげてくださいね。

 

 


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そろそろ、踏み出しませんか。

 

 

 

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