散財とは、不要なことに金銭をつかうこと。
また、色々なことで金銭を多く費やすこと。
生活必需品や必要になるモノではなく、なくても問題ないモノや必要ないことにお金をつかうことを散財といいます。
私はストレスが溜まりまくっていた時の散財っぷりがすごかった人間なので、「散財」と聞くとどうも責められているような、とても悪いことをしているような気がするので、今でもあまり好きな言葉ではありません。

あまりいい意味では使われない「散財」という言葉ですが、散財といってもその中身は様々で、いい散財もあればよくない散財(よくない、というかやめた方がいい散財)があります。
いい散財は、一般的に、普通に考えて不要だけど、自分にとっては必要なモノやことに金銭をつかうこと。
推しのグッズとか、全色コンプリートしたくなるリップやアイシャドウ、好きなブランドの服とかがこれにあたります。
普通に考えたら1枚で十分なのに、推しの限定CDは聴く用と保管する用と2枚買ってしまう……とか。
毎日違うメイクをしないとわかっているのに、全色コンプリートして並べて楽しんでしまうアイシャドウとか。
好きなモノや大切なこと、没頭できることって、やっぱり財布の紐が緩みますよね。
どう考えてもいらないでしょ、と言われてしまうモノだったとしても、ここにお金をつかうことで笑顔になれて心が満たされるのであれば、散財というよりも必要経費だよなと私は思います。

一方、感情に任せた衝動買いや見栄を張るための出費、セール時期の「今これを買っておかなければ損をする!」という買い物は、よくない……というかやめた方がいい散財です。
不安や恐れ、イライラ、ストレスが根底にあるので、買い物をして一瞬は満たされるもののすぐにまた違う何かが欲しくなってしまうんですよね。
よくない散財をやめるために一番おすすめなのは、重くのしかかっている問題に目を向けることです。

何度片付けても、すぐにカオスの部屋に戻ってしまう。いつもお金がなくて、貯金ができない。ダイエットをしてはすぐにリバウンド、気付けば数年「痩せないとな……」と思い続けている。こんなふうに、いつも同じような問題に振り回されているな……と
ですが、これって効果があるとはわかっていても絶対にしんどいから正直やりたくないじゃないですか?

なので、一番手取り早いのはいらないモノを捨てることです。
✔︎ どうみてもゴミ(食べ終えたお菓子の袋など)
✔︎ 2年間使っていないモノ
✔︎ 汚れたり壊れたりしていて使えないモノ
✔︎ 持っていたことすら忘れていたモノ
この辺りを捨てていってみると、いかに自分が無駄なお金を使ってきたかを直視することができます。
覚えているのであれば、買った値段を振り返りながら捨てるのもいいですよ。
以前サポートさせていただいたクライアント様は、このやり方を試していかに無駄なお金を使ってきたのかを直視し凹み、ピタッと散財が止まったそうです。
私は元散財家として、よくない散財をすることは絶対に辞めた方がいい!とは思いません。
それは実際なんだかんだで楽しかったし、そこに救われた自分がいたからです。
そもそも散財も、やり切るとむしろすっきりしてそのうち興味がなくなるんですよね。

ただ。
それが自分を苦しめていたり、自分が大切に思っている誰かを傷付けていたりするのであれば、今後も続けるのかどうかを見直す必要があるのかなとは思います。
笑顔になれて心が満たされる事に、どんどんお金を使っていきたいですね^^
▶︎こちらの記事もおすすめです。

「いらないモノは手放しましょう」と常々お伝えしていますが、この「手放す」にはいくつかの方法が含まれています。それは「捨てる」「売る」「譲る」です。簡単に書いていますが、この手放すというのが本当に手間なんですよね。やる気スイッチが入って一気に部屋の整理をしたものの、
▷おすすめブログ

買い物をするときにかなり気をつけていること
▶︎整理整頓,自分軸で生きる

モノを増やさないコツは「持つ責任と向き合う」こと。
▶︎整理整頓,自分軸で生きる

片付けから永遠に解放されるたったひとつの方法
▶︎整理整頓,自分軸で生きる

【整理整頓】まずは全部出す!はやめた方がいいよ
▶︎整理整頓,自分軸で生きる

汚部屋から抜け出せるのはこんな人
▶︎整理整頓,自分軸で生きる

この人も頑張っているんだな……と思えたら相手にも優しくなれる
▶︎整理整頓,自分軸で生きる

【整理整頓】手放すかどうか人生で一番迷ったモノ
▶︎整理整頓

【整理整頓】使うから捨てられないものばかり……と困った時のチェックポイント
▶︎整理整頓,自分軸で生きる