人生うまくいっていない時が一番、自分を大切に出来ていると思っていました、そういえば。
自分を大切にするとはなんぞや?
ブログとか本とかによく「自分を大切に!」という言葉が出てくるじゃないですか?
私自身もこの言葉を使っていますが、じぶんデトックスをする前はこの意味が全くわからなかったんですよね。
自分を大切にする?
してるよ?美味しいもの食べて好きな場所に出かけて、スキンケアや服を買って自分磨きをして。
仕事も楽しいし、友人にも恵まれて。
ね?大切にできてるでしょ?って思ってました。
とはいえ。
その割には、言葉にできない不足感は拭えないし、自分の人生を歩んでいない感があるし、なんだかいつも心に余裕がないし。
好きなことをやって思ったことを発言して、キラキラ生きている人を見ると心の奥底がザワつくったらありゃしない……。
だから引っかかっていたんですよね、キラキラ生きている人たちが発する「自分を大切にしようね」という言葉が。
繰り返していた「このぐらい我慢できるし……」という強要
以前の私には、なんでもかんでも自分の中に押し込む癖がありまして。
「苦しい」「辛い」「悲しい」といった感情。
「それってこうなんじゃない?」「こうしたらいいのでは?」という意思。
「これを言ったら丸く収まらないよな……」と空気を読んで飲み込む言葉。
外に出さずに全部押し込んでいたんですよ、良かれと思って。
良かれと思っているからどんどん押し込んで、いつの間にかキャパオーバーになっていて。
でも気付けないんですよ、自分ではそれが当たり前だったから。
このぐらい我慢して当たり前だよね、余計なことを言わないなんて当たり前だよね、だって大人なんだから。
ずーーーっとそう思っていました。
しかも、すでにキャパオーバーなのにさらに入れちゃうんですよね、人様の意見やこうあるべきという世間がつくり出していた当たり前を。
押し込まない、出す、入れない。
自分を大切にする方法はたくさんありますが、私にとって必要だったのは「なんでもかんでも自分の中に溜め込まない」でした。
人には忘れるという素晴らしい機能が搭載されているから、いくらでも入れられる気がしますがそんなことはなくて。
幼少期から押し込んできたモノは積もり積もって腐敗し、溢れるギリギリのところにきているんです、本当は。気付いていないだけで。
相手に伝えてみる。
頼ってみる。
断ってみる。
溜め込まないコツは、このちょっとした勇気を出すことなんですよね。
あれ?私、自分のことを大切に出来ていないぞ……?
ここ気付けたら、あれはこういうことだったのか……という伏線回収ができるようになります。
好きなことをやって思ったことを発言して、キラキラ生きている人を見ると心の奥底がザワついていたのは、私にはできないことを簡単にやってのけていたからか……とかね。
本質的に自分を大切にできるようになれば、現状は変えられます。
自分を大切にする意味がわからない方、大切にしているけどうまくいかないことだらけだぞ?という方、ちょっと振り返ってみるのがおすすめですよ。
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