こんにちは!ライフコーチの小川かほりです。
この記事では、じぶんデトックスを進めている時に陥りがちな「価値があるから捨てられない問題」との向き合い方と解決方法についてお伝えします。
「価値があるから捨てられない」問題。
整理整頓をしている時に、
とあなたを揺さぶってくる、捨てられないモノ。
まだ使える!好きだったから!などなど捨てられない理由ってたくさんありますが、価値があるからという理由で捨てられずに手が止まる時はちょっと注意が必要です。
価値とは、あるモノが他のモノよりも上位にある、良い、と位置づけたり根拠となったりする性質のこと。
価値を見出している理由は人それぞれで、「購入した時の値段」かもしれないし、「希少価値が高い」かもしれないし、「何ものにも変え難い思い出」かもしれません。
私にとって価値がある!と思うなら、それは誰がなんと言おうと価値があるモノです。
だたし。
価値を見出しているのではなく、自分に価値を見出せなくて、その「足りない部分」を価値で埋めようとしているのなら、モノとの関係性を見直す必要があります。
自分よりもモノの方が価値がある?
「自分という存在には価値がない」という無価値感を握りしめている人は、自分よりもモノに価値を見出しがちです。(特に、高級ブランドのバッグや靴、服、化粧品、食器類)
私自身、自分に自信がなく自己肯定感も低く、毎日が生き辛い…と思っていたじぶんデトックス前は、「自分という存在には価値がない、だけどモノには価値がある」と心の底から思っていたんですよね。
でも、そもそも、自分よりもモノの方が価値があるっておかしいですよね?
モノはもちろん大切です。暮らしを豊かに便利にしてくれます。でもあくまでも使うのは人間であって、そこの位置付けがおかしなことになっているのであれば、そんなことをしちゃっている自分にまず気付かなければなりません。
それは本当にあなたにとって価値あるモノ?
モノを使うのは、あくまで人間。
モノを使うのは、私。
そう改めて考えてみた時に、捨てられないなあ……と握りしめているそのモノの価値って一体、誰が決めた価値なんでしょうか?
もしかして、自分で価値を見出しているのではなく、人が決めた価値をそのまま採用しているのかもしれません。
値段とかブランドとか〇〇さんに貰ったとか、一旦脇に置いて改めてモノと向き合ってみて、もしも
- 実は価値を感じない
- 実は良さがわからない
- 実は必要性を感じていない
こんな気持ちが湧き上がってくるのなら、あなたにとっては価値のないモノです。
人が価値を見出しているモノは手を出さないこと
ここでちょっと余談ですが、じぶんデトックススイッチが入り、すごい量のモノを捨て出したクライアント様にお伝えしている注意点があります。
それは人のモノは勝手に捨てない、ということ。
いつも散らかっている旦那の本。着ているのを見たことがない古びたTシャツ。遊んでいるようには見えない子どものおもちゃ。あなたは価値がないと判断したとしても、人のモノは勝手に捨てちゃダメです。
あなたが価値を感じなくても、持ち主は価値を感じているかもしれません。
いらないな……と感じているモノがあるのなら、持ち主に話をして持ち主に捨ててもらうようにしましょう。
気持ちがわからなくなったらノートに吐き出そう
ぽんぽん捨てることができたら気持ちいいのですが、場合によっては価値やらなんやら考えすぎて、自分の気持ちがわからなくなることがあります。
そんな時は、何が引っかかっているのか、一旦ノートに吐き出しましょう。書き出すことによって楽になり、自然と思考も整理されます。
ノートへの書き出しは、こちらを参考にしてくださいね。
▶︎自分迷子の沼から抜け出す1日10分の「おうちカフェ時間」
あなたが価値を感じるモノだけを残す選択を!
「価値があるから捨てられない問題」にぶつかった時は、
この価値って誰が決めた価値?
本当に今後の人生に必要?
と、ご自身の心に問いかけてみてくださいね。
案外、もう必要ないモノかもしれませんよ。
そしてそもそも忘れてほしくないのは、あなた以上に価値があるモノはありません。
あなたが幸せになるための整理整頓です。自分を下げ、自分を後回しにすることのないように^^
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