できないことをできないと伝える。プロに頼る心強さを実感した話。

admin コーチング, 自分軸で生きる

できないことを「できない」とはっきり伝える。

これは、自分さえ頑張ればなんとかなると思っていた数年前の私にとって、ものすごく勇気がいることでした。

なんで?簡単じゃん?って思われるでしょうが、その理由はただひとつ。

まわりに迷惑をかけたくないからです。

自分のために大切な時間と労力を使わせてしまうのが、ものすっごく申し訳なくて。

プライドが高いとかじゃなくて、迷惑をかけることが本気で怖かったんですよね。

このブログを読んでくださっている方は、私もそれ!という方が多いのではないでしょうか。

ちなみに、自己肯定感が低く無価値観を抱えていると、こういった考え方をする傾向がある、とされています。

今思えば、この考え方で生きていた時は顔は笑っていても心は泣いていることも多くて、本当に苦しい日々でしたね。

 

期待され求められている「私」をいつまで演じるのか問題。 >>
職場での私や友人の前での私、家族の前での私。人はみんな様々な「私」を持っていますよね。それが当たり前だし、その「私」に求められている役割を演じることでやっていける部分がある。でも、その「私」が本来の自分と大きくかけ離れてしまっていたら……

 

実は先日、このサイトのお問い合わせから鬼のようにスパムメールが届くという事件がありまして。

未読メールは基本的に残さないのですが(通知のバッチをできるだけ早く消したい)、突然30というバッチがついたんです。

ん???と思ったのも束の間、100件、400件、とみるみるうちに数字は膨れ上がり、あっという間に1,000オーバー!

そんなの初めてで、めちゃくちゃ怖かった……(涙)

やばい!ってことで、すぐにお世話になっているエンジニアさんに連絡して対処してもらいました。

心臓バクバクで焦っている私とは対照的に、落ち着いてサクサクっと対処される貫禄たるや。

本当に神に見えたんですよね。

プロってこういうこと。

プロに頼ってよかった。

私にはできない、本当にありがとうございます!!と思えた瞬間でした。

 

 

これ、昔の私ならきっと自分でどうにかしようとしたでしょう。

自分のサイトのことでまわりに迷惑をかけたくなかったし、そもそも頼れなかったから。

でも、頼らないと結局問題は解決しないし、自分も前に進めないんですよね。

 

 

この壁を乗り越えられたのは、整理整頓を通して自分自身と向き合ったからです。

その中で、ありのままの自分を認められるようになったこと。

そして、

 

✓人は迷惑をかけないと生きていけない

✓自分が思っているほど迷惑じゃない

✓迷惑かも……と思っていることは相手にとって意外と迷惑じゃない

✓ 自分には頼らせてくれる人がたくさんいる

 

ここを受け入れられるようになったことが大きかったです。

 

自分さえ頑張ればいい、と頑張れちゃう人、我慢できちゃう人ほど頼るって苦手ですよね。

だけどそのままだとやっぱり苦しいから、まずは頼っていいと自分に許可すること。

そしてちょっとだけ相談してみること。

この一歩を踏み出させてあげることが自分を大切にすることなのかなと思います。

 

 

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