人生で一番モノを手放したのは2017年頃のこと。
今思い返しても引いちゃうくらい(笑)、たくさんのモノを手放しました。
ここまで何もかもなくなって、私は大丈夫なんだろうか……。
と内心ドキドキしつつも、どこか冷静な自分が斜め上から「モノを捨てている自分」を見ている不思議な感覚で。
そしてそれ以上に、湧き上がってくる感情と向き合うことが本当に大変で。
こんなにもたくさんの感情を味わうことって、今後もうないんじゃないかな?と今でも思うんですよね。
何を捨てたのかは覚えていない。
2017年前後は、目に見えるモノも目に見えないモノも、本当にたくさんのモノを手放しました。
ですが、何を捨てたのかはあまり覚えていません。
とにかく捨てたのは覚えているんですけどね、それ以上に必死だったんです、自分の感情に向き合うことに。
一番向き合うのが大変だった、負の感情
手放す中で、いろんな感情がわっさわっさ湧き上がってきたんですけどね。
その中でも一番向き合うのが大変だったのは、不甲斐ない自分を責める怒りに近い負の感情でした。

自分を責める言葉。
罵る言葉。
否定する言葉。
……多分ね、腐っちゃってたんでしょうね。
無意識に我慢を繰り返し、知らず知らずのうちに自分の中にぎゅっと押し込み溜め込んできた言葉や感情が。
できることなら、開けることなくそっとしておきたかった心の扉。
だけど、開けないともう前には進めないとわかっていたから勇気を出して開けた扉だったんです。

小さな灯りが見えたから乗り越えられた
結局、負の感情に飲み込まれそうになりながら、時々しっかり飲み込まれながら(笑)、なんだかんだで乗り越えることができました。
ブログの最初に
内心ドキドキしつつも、どこか冷静な自分が斜め上から「モノを捨てている自分」を見ている不思議な感覚
と書いたのですが、このドキドキの中に「もしかしたら抜け出せるかもしれない」「自分を変えられるかもしれない」という期待や希望が詰まっていたからです。
私は自分のことを信じられない人間でしたが、この時初めて自分に自分の人生をコントロールできる力があることを知り、そしてその力を信じることができたんですよね。
懐かしいなとは思うけど、もう味わうのは嫌。
あそこまで自分を責める気持ちと向き合うことって、今後もうないと思います。
なぜなら、もう向き合い尽くしたし、そこまで溜め込んで苦しまなくてもいい生き方ができるようになったから。

今でもふと、あの頃を思い出すんです。
のたうちまわっていた、あの頃の自分。
懐かしいなとは思うけど、もうあの感情を味わうのは嫌だなあ……。
もし今、目の前の現実が苦しくて仕方ないのなら。
とにかく手放すことをおすすめします。
不安や恐れが湧き上がってしゃーないかもですが、やってみたら変わりますよ、本当に。
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