突然ですが、あなたは自分軸で生きていますか?
自分軸で生きている!と胸を張って言えますか?
私は数年前まで、自分軸で生きることを放棄していました。
それはなぜかというと、自分に自信がなく、私の人生なんてこんなもん……と諦め、他人の意見や決断の方が信用できる、と心の底から信じて疑わなかったからです。
その頃は毎日が生きづらくてしょうがなかったのですが、自分軸で生きる!と決めて抜け出した今は、自分らしく生きているなぁ……と実感できる日々を過ごしています。
当時は本当に本当に、自分軸で生きている人が羨ましかった。
自分軸で生きていない自分が、嫌で嫌でしょうがなかった。
そんな私が、自分軸で生きる!と決めた時に気をつけたことをお話します。
「自分軸で生きている状態」とは?
そもそも「自分軸で生きている」ってどんな状態でしょうか?
☑︎「私はこうだから!」と意見をはっきり伝える女性
☑︎ 自分勝手で自己中なワガママ女子
☑︎ 米倉涼子さんや天海祐希さんのような凜とした女性
こんな強そうな女性を想像しがちですが、強そうに見えなくたって自分軸で生きている方はたくさんいらっしゃいます。
自分軸で生きる人というのは、自分はどうしたいのか?という基準で意思決定をして、他人ではなく自分の意思を尊重して決断や行動する人。
人にどう思われるか、どう評価されるか、勝ち負け、普通はこう、社会的に見た優劣……といったことではなく、自分はどう思うのか、自分はどうしたいのか、という基準で生きているのが自分軸で生きている状態です。
自分軸で生きる=自分勝手で自己中、ではない
自分軸と混同されがちなのが、「自分勝手」や「自己中」です。
自分軸で生きようと思っても、「これって、自分勝手かな?自己中かな?」とビビってしまうと行動できなくなりますよね。私もこの判断が難しくて身動きが取れないことが多々ありましたが、「自分勝手」や「自己中」は自分軸とは似て非なるもの。
自分軸で生きる人は自分の意思を尊重していて、自分の意思を尊重できる人は他人の意思も尊重できるようになります。
「自分勝手」や「自己中」は他人の意思を尊重できないのよね……
迷って身動きが取れない時は、
・他人を大切にするために自分を大切にしているか?
・その折り合いがつけられているか?
納得できる答えを見つけながら、一歩ずつ踏み出すと良いですね。
自分軸で生きている人の3つの特徴
他人軸で生きた時間が長かったため、いざ自分軸で生きようとしても「……え、で、どうやって?????」という状態だった数年前。
わかっているようでわかっていない状態だったので、最初は自分軸で生きている人を観察し、その特徴を真似するところから始めました。
特徴① 他人の目や評価は適度にスルー
「私はこうしたいです」「私はこうです」という意志がはっきりしているので、他人の意見や評価は気にしませんし受け付けません。もちろん、相手の意思は尊重した上で。
自分軸で生きていない人って、他人の意見を聞きすぎたり、他人の目を気にしすぎたりする傾向があるんですよね。それって結局は自信のなさとかからくるものですが、ずっと続けているとあっという間に自分を見失います。
完全にスルーするのではなく、適度にスルー。
これ、私も最初は緊張しましたが続けていくうちに慣れてきます。そしてその慣れが不思議と「楽」になるんですよね。
特徴② 「正しい」よりも「自分らしい」
正しいかどうかよりも、自分らしいかどうか。
普通は、世間は、婚活女子なら、アラサーなら、こうあるべき!という型にはめ込むよりも、その選択に心から満足できるかどうか。
何かを決める時は「自分らしさ」が最優先事項です。
正しさ=正義で生きてきた人にとっては恐ろしいチャレンジですが、これをやる人はやっぱり生きてて楽しそうだし魅力的なんですよね。
特徴③ 起こったことは自分の責任
自分の意思を尊重して決断や行動するということは、起こったことは全て自分の責任です。失敗しても自分の責任、うまくいっても自分の責任。全て自分の責任として考えることができるからこそ、自信を持って決断、行動できるんです。
冷静に考えて、怖いです。自己責任。
でも、自分軸で生きている人の中に他責思考の人っていないから、この「どう生きるか」という前提がそもそも違うんだろうな……と観察していて感じました。
自分軸で生きる!と決めた時に気をつけたいこと
自分軸で生きている人は同じような特徴があるのですが、その特徴を真似する時に気をつけたことがあります。
それは、まずありのままの自分を認め受け入れることです。
今の自分を否定し続けたまま素敵なエッセンスを取り入れたところで、まっっっっったく効果がありません。
多少ふくよかなフォルムだろうが、学歴にコンプレックスがあろうが、収入が低かろうが、メンヘラ気質だろうが、ポンコツだろうが、汚部屋だろうがそれが「私」。
ありのままの自分を認め受け入れずに、他人と比べ他人に合わせて頑張っているから生きづらくなり、自分の人生を生きている実感が持てなくなるんです。
自己肯定感が低く、自己否定癖があるのなら、まずはそれをやめること。
今の私にオッケーを出すこと。
ここを気をつけないと、ずっと苦しい状態が続きます。自己否定に慣れている人こそ、要注意です。
やっぱり自分軸で生きる方が楽
自分軸で生きるって素敵なイメージがありますが、自分の意思を持たないといけないし、取捨選択も決断も自分次第だし、責任も負わなくちゃだし、かつての私のように放棄してきた人ほど大変です。
正直、最初はストレスです。
でも、そのストレスを乗り越えて自分軸で生きるようになると、「なんで私はあんなに他人軸で生きていたんだろう……?」と頭を抱えてしまうほど楽になります。
このまま自分の人生に違和感を抱きながら、モヤモヤと生きるのか。
ストレスを乗り越えて、自分らしい人生を胸はって生きるのか。
生き方にいい悪いはありませんが、長い目で見た時に後者の方が遥かに楽になるのは確かです。私もそうだったし、今までのクライアント様もそうでした。
好きに生きたらいい。
でも、せっかく生きるなら、自分だからこそ歩める人生を味わって生きたいですね。
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