「本当はもう必要ない」
「使わない」
「違う」
うっすら気付いていたとしても、それを認めるのは怖いもの。
だから認めなくてもいいように、
「もしかしてまだ使えるかもしれないし」
「役にたつ時が来るかも」
「ちょっと様子をみよう」
と自分に言い聞かせ、いらないモノたちをいつまでも手元に残してしまう……。
こうやって自分をごまかしながら進んでしまうと、最初はちいさかったモノ、たったひとつのモノだったとしても、いつしか大きな山となって大きな問題を引き起こします。
あるクライアント様は以前、Tシャツの整理に頭を抱えていらっしゃいました。
引き出しの中いっぱいに詰め込まれた、様々なTシャツ。

最初はTシャツコレクターなのかな?と思っていたのですが、どうやら違うようで。
よくよくお話を伺うと、
「デザインは好きだし、首元もまだヨレていないし、着ようと思えば着れるんです。」
「可愛いし安いからつい買っちゃうけど、実はあまり着ないんです。」
とのこと。
色々お話を聞かせてくれましたが、
「本当は、もう必要ないんですよね……。認めるのが怖かっただけで。」
と、最後にポロッと本音が出てきました。
夏が来る前に買うTシャツ。
夏が来て、さらに可愛いデザインを見つけてつい買ってしまうTシャツ。
来年の分も買っておこう、と夏のセールで買い込んでしまうTシャツ。

私もTシャツは好き!

白Tシャツって世の中に溢れているけど、だからこそお気に入りを選ぶのは難しい。素材や透け感など、理想の全てを満たしていれば買う!と決めているので見つけるまでは大変ですが、探し出せた時の感動たるや……!私は服が好きで散財しまくっていたタイプですが、
ただ、
「ちょっと買う」という積み重ねが、引き出しが閉まらないという現実を引き起こすだけでなく、そんなことをしている自分に対する自信喪失や自分責め、家族とのいざこざまで引き起こしていたんです。
大きな問題になってしまうと、手のつけようがなくて見て見ぬ振りしたくなるかもしれません。
ですが「今まで、自分を誤魔化してきたんだな」というところをまずは認めたら大丈夫。
先ほどのクライアント様には、本当はいらないと思いつつも買い続けた自分をまるっと受け入れられるようになるところから始めてもらいました。
大きく見える問題も、小さな問題の集合体。
全部一気に解決しようとするのではなくて、まずはひとつ「もう必要ない」と認めてみる。
そして、手放す。
これをとにかく、続ける。
簡単に書いてますが、これは本当に気の遠くなる作業です。(涙)
だから、こうならないように。
早めに「もういらない」と認める勇気を出していきましょうね。

買い物って本来はとても楽しいはず。なのに、買い物をするたびに「また買ってしまった……」という罪悪感を抱いてしまい、後悔ばかりしている。これ、私自身がそうだったので辛さはよくわかります。今回サポートさせていただいたクライアント様も、
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