自分らしさとは?偽りの自分はそろそろ脱ぎ捨てよう。

admin じぶんデトックス

こんにちは!ライフコーチの小川かほりです。

あなたは自分らしく生きていますか?その自分らしさって、本当に「あなたらしい」ですか?

私は長年まわりに求められる「自分像」を演じ、がっかりされないように自分像を守ってきましたが、その生き方がほんと苦しくて。思い切って脱ぎ捨てたらものすごく楽になり、偽りの自分を生き続けるってなんてしんどいだ……って気付いたんですよね。

今回は、なんだか私しんどいぞ?を抜け出すための自分らしさを知る方法についてお話します。

 

 

 

自分らしさってなんだろう?

あなたが思い描く自分らしさってなんですか?

「自分らしく生きている人」と聞いて、どんな人をイメージしますか?

 

 

自分らしさとは、自分の価値観。

自分らしく生きている人とは、自分の価値観を大切に、自分の軸で取捨選択をして生きている人。

 

私はこう捉えています。

 

たくさんの情報を得られるようになった今、1日の情報取得量は江戸時代の1年分だそうです。常に情報が溢れる中で思い描く自分らしさはもしかして、誰かに植え付けられた誰かの理想像かもしれません。

かつての「成功=タワマン、六本木」みたいな。

本来の自分をおさえ込み、誰かの理想像を演じるのってしんどいです。

それが当たり前になりすぎて、もはや脱ぎ捨てることなんてできない!

自分以外を生きすぎて、自分がなんなのかがわからない!

この状態は本当に危険。

今の自分に違和感があり、自分らしく生きている気がしないのであれば、「自分らしさ」を知るところから始めていきましょう。

 

 

自分らしさを知る方法5つ  

自分らしさを知るには、こんな方法があります。

 

⒈ 子どもの頃を振り返る

子どもの頃はどんな子でしたか?大人しくクラスの隅でじっとしていた、いつも虫を追いかけていた、歌って踊ってばかりいた……。きっと今の自分とは違う、もっと自由にもっと好きなことをして生きていたのではないでしょうか。

子どもの頃を振り返ると、ある程度自分らしさが見えてきます。

ただ、ここで気をつけたいのが、子どもの頃から大人の顔色を伺い大人が喜ぶような振る舞いを続けてきた方。この場合、すでに自分らしさがわからなくなっている状態なので、大人から離れひとりになった時にやっていたこと、考えていたことを思い出してみてください。

 

⒉ 得意なことを書き出す

得意なことには自分らしさのヒントが詰まっています。「得意なことなんてありません……」というお悩みもよく伺いますが、得意なことって当たり前にできてしまうんですよね。なので、

☑︎ 人よりもスムーズにできる

☑︎ ストレス・苦なくできる

☑︎ 頑張らなくてもできる

 

これらを書き出してみるのがおすすめです。

偽りの自分は、頑張らないとできないこと、無理して身につけたことを得意だと認識している可能性があるので、そこは注意です。

 

⒊ 親や友人・同僚に聞いてみる

自分で認識していない「らしさ」はどんなに考えても出てこないもの。なので、親や友人、職場の同僚に聞いてみるのもおすすめです。

信頼できて、あなたのことをポジティブに捉えてくれている人なら、たくさんの「らしさ」を教えてくれるはずです。自分では「え!そこ?」「それって普通のことじゃない?」と思うようなこと、それがあなたらしさです。

 

 

⒋ ひとりで過ごす時間をつくる

自分らしさは、ありのままの自分に目を向けることで見えてきます。誰かとワイワイ過ごす時間も楽しいものですが、思い切ってひとりになる時間をつくりましょう。

読書をしたり、これからやりたいことを考えたり、何が好きなのか考えてみたり……。自分自身とじっくり向き合う中でしか見えてこないことはたくさんあります。

 

⒌ 直感に従ってみる

「大人ならこうするべき」「普通はこうだよね」と頭でっかちになっていませんか?頭で考え抜いて行動したことは、確かに世間一般的には正しいのかもしれません。ただ、頭で考えすぎて自分をおさえ込み続けていると、自分は何が好きで何を感じ、何をしたいのかがわからなくなってしまいます。

「なんとなく」「あ、これかも」に従ってみた先に、自分らしさのヒントが詰まっています。

 

 

自分らしさを見失ってしまう理由

そもそも、自分らしさを見失ってしまうのは、

☑︎ 他人と比較してしまう

☑︎ まわりに合わせてしまう

☑︎ 自分の考えや存在を否定してしまう

☑︎ 本音が言えない、わからない

 

というように、自分よりも他人のことが気になってしまうからです。

これって結局は自分自身に目を向けていないんですよね。

 

自信がなく不安になると自分以外の誰かや何かについ正解を求めてしまいますが、それが結局、自分らしさの核となる部分をかき消してしまいます。

そしてまた苦しくなる&自己嫌悪……。

自分らしさのヒントを掴めたら、これが自分らしさだ!とまずは認めること。

そしてその自分らしさを活かしていくと覚悟すること。

そうすることで、自ずと自分らしい道は拓けます。

 

 

偽りの自分を脱ぎ捨てても大切な人やモノは必ず残る

「今まで自分が演じてきた偽りの自分」と、本当の「自分らしさ」のギャップが大きければ大きいほど、脱ぎ捨てるだなんて怖いかもしれません。

あの人変わったよね、と後ろ指をさされるんじゃないか。

陰口を言われるんじゃないか。

人が離れていくんじゃないか。

生活がガラッと変わってしまうんじゃないか。

考えれば考えるほど、ネガティブな思考がうじゃうじゃ湧いてきますが、どれだけ脱ぎ捨て手放したとしても本当に大切な人やモノは残ります。

なので、安心していいんですよね。

むしろ、自分らしさを取り戻したことに「おかえり!」と言われるかも。

 

自分らしさに迷ったら、自分とは?に立ち返ってみる。

そして、そっちがいい!と思ったら偽りの自分を思い切って脱ぎ捨ててみる。

ちょっとやってみてください、怖いけど想像以上に楽になるから。