「手放せば入ってくるよ!」という言葉、よく聞きますよね。
整理整頓をして手放せば入ってくるのは事実ですが、実際にやってみてうまくいく人といかない人がいるのも事実です。何がちがうのか?というと「手放し方」なんですよね。
今日は、手放しをうまくいかせるために大切なことをお伝えします。
余裕と余白がなければ新しいモノは入ってこない
思うように物事が進まない時やうまくいかない時。人はついつい、新しい学びや今の自分に足りていない部分を補う行動をしようとします。
確かに、新しい何かを得るために動いていると「頑張ってる!」「成長している!」と自信が持てますよね。
でも、なんだか最近うまくいかないな……とか、ずっと同じことで悩んでいるな……という時は、「得る」「増やす」「付け足す」のではなく、整理整頓をして「手放す」「減らす」「削ぎ落とす」タイミング。
それはモノだけでなく、思い込みや価値観、習慣など様々で、変わらない現状を動かすためには「新しい未来」がやってくるスペースをつくる必要があるんです。
「手放せば入ってくる」がうまくいく人とうまくいかない人の違い
「手放せば入ってくる」は本質ですが、がうまくいく人とうまくいかない人がいます。その違いはなんなのか、というと、 心を動かしながら整理整頓をして手放したかどうか、です。
心を動かしながら手放しをすれば、人生は変わり好転していきます。
鈍った心のまま、頭で考えただけの手放しは、たとえたくさんのモノを捨てたとしても思うような結果を得ることはできません。
心が鈍っている、というのは、自分の感覚とか感性とかを封じ込めて「こうあるべき」「こうでなければならない」「普通は」「世間は」を優先した思考全開状態のこと。
言いたいことを言えなかったり、 私がやればいいから……といつも我慢したり、 本当はこうしたい!という心の声を スルーしたり…… 自分をおさえつけることが日常になっていると、 だんだんと心が鈍くなります。
あなたの心、鈍っていませんか?
鈍った心で選択するのをやめてみよう
心が鈍くなると、 自分は何が好きで何をやりたくて 本当はどうしたいのか、わからなくなるんですよね。
その結果自分の選択に自信を持てず、思考ばかりを動かして心を動かさない取捨選択が日常になってしまうんです。
これ、大きく間違うことはないでしょう。
ただ、満足することもないんです。
手放してよかった!という未来を手に入れるために大切なのは、心を動かしながら整理整頓をすること、取捨選択をすることです。
自分の心を置いてきぼりにして行った「手放し」は、本当に必要な手放しができません。スペースは空いているようで、空いていないんですよ、悲しいことに。
もしあなたが、手放しをしたのに何も入ってこないぞ?という時は、
1. 心を動かして決めたか?
2. 心に従ったか?
ちょっと考えてみてくださいね。
頭で考えてやっちゃってたわ〜という方、大丈夫です。今日から、心を動かした手放しを始めましょう。
手放し続けなければわからないことがある
とはいえ。
最初から「心に従ってる!」とか考えながら整理整頓していると時間がかかってしょうがないです。
とにかく現状を打破したい時、うまくいかないことが続きすぎてしんどい時は、余計なことは考えずにサクサク手放していくことをおすすめします。
やり続けた先にしか見えてこない世界ってあるし、抱え込みすぎている時は身軽になることの方が大事なので。
手放す過程で何を感じたのか、を大切にして、手放しを進めていってくださいね。
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