書籍をお読みいただく前に抱えていた、具体的なお悩み・課題を教えてください。
片付けをしないといけないとわかっているのに動けない、頭ではやりたい、やらなきゃと思っているのに行動が伴っていない自分に嫌気がさしていました。
そして、自分が動きさえすれば整理整頓はできるのにやらない自分を責めてもいました。
学生の頃は散らかっていることも気にならなかったし不快とも思っていませんでしたが、結婚して自分の家を持った時から「綺麗にしたい」「快適にしたい」と思うように。
なのに、思っているけどやらない状態が長く続き、自分はダメな人間なんだ、自分が我慢すればいいや、と諦めていました。
書籍を読んでみようと思った決め手を教えてださい。
こじらせているという自覚は全くなかったのですが、「こじらせ女子」「整理整頓術」が
自分に合っていると思いました。
足りないことを補ってくれそう、と。
実際に書籍を読んでみて、どのような効果・変化がありましたか?
自分はこじらせ女子だと自覚し、整理整頓するのは部屋じゃなくて自分だった!と気付きました。
努力をしたら報われると思っていましたが、本でさらけ出しているかほりさんの過去の話に、「無理なものは無理でいいんだ」「私は私のままでいいんだ」と思えました。
完璧なキラキラ人間に見えていた人の完璧じゃない姿に、安心もしました。
あの人も色々抱えていたんだ、そりゃあ私も抱えるわ、って。(笑)
外では完璧を装っていても家では全然ダメで、自分って本当にダメだなと日々突きつけられている感じでしたが、なんだか楽になりました。
ただ、モチベーションは上がりましたが、「本を出している成功者の話だもんね……」「できる人の話だなー」と心の奥では思っていました。
なぜ、実践してみようと思われたのですか?
セッションをして自分見つめ直し、危機感を抱いたからです。
この頃までに片付くといいな……と思っていた日があったのですが、実際にスケジュールを伝えられると自分の計算と合わない、やばい!日数がない!1日の余裕もない!
日常生活を送りながら片付けの時間なんてつくれない!こう気付けたのが大きかったです。
実際に整理整頓をしてみて、どのような効果・変化がありましたか?
メルカリやフリマに出そうと思って置いていたモノ、価値を感じて捨てられなかったモノを捨てるというのは、「宝を捨てる」「お金を捨てる」くらいの感じだったので最初は苦しかったです。
でも、フリマやセカンドストリートに持っていく時間がそもそも私にはない!
なので、思い切って捨てることができました。
捨てることに価値がある、とっておくよりも捨てる方が価値がある、捨てて快適を買う方が自分には必要、そう思えました。
途中からだんだん気持ちいい!アドレナリン放出!という状態に。
ノリに乗ってきて、もっと整理しよう!とスピードアップ。
モノが減り、収納場所をつくれるようになり、生活しやすくなったのはもちろん探す時間のムダや見つからないことへの苛立ちなどもなくなりました。
3ヶ月で80キロのモノがなくなり、とてもすっきりしました!
もしほかの方にすすめるとしたら、どんな方におすすめしたいですか?
・ひとりで困っている人
・ひとりで悩んでいる人
・なんで片付けられないのかわからない人
・自分迷子の人