そろそろ片付けなきゃな、整理整頓しないとな、とは思うものの、明らかなゴミは特にないし、すっごく散らかっている気はしないでもないけど、落ち着かないんだよねこの部屋…。そんな時。
どこから手をつけたらいい?
何から始めたらいい?
この、『何から始めたらいいのかわからない』状態で手が止まることってありますよね。
まずは『やる理由』を可視化してみよう!
わからない…と諦めてしまっては、もったいないです!なのでまずは、
何のために整理整頓をするのか、どんな暮らしをしたいのかをノートに書く。
これをまずはやってみましょう。

もしかして、こう疑問に思うかもしれません。確かに必要なさそうですが、書くことによって頭の中でぼんやり考えていたことは可視化されます。そうすることで、自分の考えや気持ちを直視できるようになるんです。
高級なノートやおしゃれなノートが一時流行りましたが、ノートの価値に囚われて
もったいなくて書けない…
ちゃんと書かなきゃ…
が発動してしまうと本末転倒なので、自分が気持ちよく書ける価格帯を選ぶのがおすすめです。
余談ですが、私も高い価格帯のノートを使っていたんですよ。でもペロンとした紙質がどうも合わなくて…。もうちょいハリが欲しい、ということで結局、CampusA5サイズの方眼ノートに今は落ち着きました。書きやすいし、どこでも売っているので『なくなりそう!』と焦ることもなくておすすめです!
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『やる理由』があれば簡単に心は折れない
例えば、『休日はカフェラテとお菓子を準備して、ソファーに寝転がって推しを眺めながらYouTubeざんまい!』が理想の暮らしだったとしましょう。ただ『整理整頓しなきゃ!どうにかしなきゃ!』という理由では頑張れませんが、『推しのためなら!』いくらでも頑張れますよね。
このように、自分の中から湧き上がるエネルギーをうまく使うために『やる理由』を可視化するのは大切です。

さて、この暮らしが理想なら、ソファーには寝転がるスペースが必要です。脱ぎっぱなしの靴下、たたみかけた洗濯物、数ヶ月前の雑誌、場所を取りすぎているクッション…これらがあったら寝転がることはできないので、ここからまずは片付けます。
手を動かしているうちに、とりあえず洗濯物をたたんだものの、収納スペースがない…となれば、収納場所を決めることが次の行動になります。
おや、収納スペースに入りきらない…となれば、収納の中身や収納方法を見直すことが次の行動になるでしょう。
現状を知ることで、今のままではやばい…と気付くことができますし、もし途中で嫌になったとしても『何のために整理整頓をするのか』がわかっているのでそう簡単には挫けません。

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未来を想像しながら手を動かす習慣を
理想の暮らしは自分の手でつくりあげていくもので、整理整頓はそのツールです。整理整頓をする過程で自然と自分自身に向き合いますし、普段なかなか時間がとれない…という方にとってはリラックスできる自己対話の時間にもなりますよ。
理想の未来を決めて、現実を見て、何が不要か考えて手放す。
この流れはまさにコーチングなのですが、この流れが自然に身につけば、整理整頓だけでなく仕事や人間関係、美容に健康、遊びまで人生全般に活用できます。
整理整頓、どこから手をつけたらいいの…?と迷った時は、やる理由を明確にする。それだけでかなりスピードは変わります。ぜひやってみてくださいね。
ノートを書くだけでも整理整頓は進みますが、現状に対する課題が見えていなければ整理整頓は止まります。
どう書けばいいの?
そもそも一人でやっていく自信がない…
という方の課題や対策は個別相談でお伝えしています。